書名:「パラリンピックの楽しみ方」
著者:藤田紀昭
定価:本体1,200円+税
発行所:株式会社小学館
発行日:2016年8月6日
[内容]
1964年東京パラリンピックの紹介、近年のパラリンピックをめぐる状況の変化、夏季・冬季パラリンピック各種競技の見どころやルールなどを解説、パラリンピックの知られざる世界の案内、2020年東京パラリンピックの予想図とその後の展望。
(文=有竹利恭)
書名:「すべての人が輝くみんなのスポーツを」
編集:芝田徳造、正木健雄、久保健、加藤徹
発行所:株式会社クリエイツかもがわ
発行日:2015年1月31日
定価:本体1,800円+税
<内容>
障害の有無に拘わらず、すべての人がスポーツを楽しめるように、4つの章に分けて構成。
第1章は、地域で生き生きと活躍している9名のアスリートを紹介。
第2章は、本書の4名の編集者による対談。
第3章は、今後の発展が大いに期待される団体・スポーツ競技のうち、7団体を紹介。
第4章は、真に「すべての人が輝く」スポーツとは何か?で5項目に分けて提案を述べている。
文=有竹利恭
書籍:「ラスト・ワン」
著者:金子達仁
定価:本体1,500円(税別)
発行所:株式会社 日本実業出版社
発行日:2014年12月1日
[内容]
勤務先の工事現場で事故に巻き込まれた中西麻耶は、右膝から下を失い、手術で切断する。中西は、入院先の病院で、リハビリを担当する理学療法士から障害者陸上への転向を勧められ、ソフトテニスで国体に出場して高校時代のリベンジを果たすため、陸上を始める。競技を始めてわずか半年で北京パラリンピックへの出場を決めたため、障害者陸上をなめた目で見ていた。だが、北京パラリンピック決勝で、とんでもない過ちを犯していたことを知り、後悔する。北京を経験した中西は、陸上一本に絞る。そして、活動拠点をアメリカに移し、コーチを付ける。活動資金を得るため、アメリカで練習しつつ、北海道のハイテクACに籍を置き、いくつかのスポンサーから資金を得ていたが、アメリカから他のスポンサーとの契約を打ち切るように言われ、ハイテクACを退部して再びアメリカに渡る。それが、ハイテクACを激怒させることになり、世界選手権を断念せざるを得なくなる。間もなく陸連は、中西を強化指定選手から外した。ロンドンパラリンピックへの道がほぼ絶望的になり、思い付いた最後の一撃(ラスト・ワン)、セミヌードカレンダーを発売する。カレンダーは好調で、経済的苦境からは脱出したが、日本国中からバッシングを浴びる。パラリンピックに出場するため、日本国内のジャパンパラ陸上競技大会に出場し、陸連の関係者、選手、スタッフから強烈なバッシングを浴びつつも、パラリンピックへの出場を決める。バッシングによって中西は、精神的に追い詰められ、うつ病を発していた。ロンドンを終えた中西の決断は・・・。
(文・写真=有竹利恭)
書名:「Colors(カラーズ)」
著者:百萌子
定価:本体1,000円+税
発行所:ミリオン出版株式会社
発行日:2014年11月7日
[内容]
高校中退した鈴木百萌子は、水商売、悪羅悪羅(オラオラ)系ファッション雑誌の読者モデル、リストカット、元恋人からのストーカーなど波乱な人生を送る。
ある日、車を運転中交通事故を起こした百萌子は、手術で右脚を切断する。
その後、担当医の勧めで車椅子バスケットボールと出会い、すぐに実力を発揮してレギュラーとなる。また、陸上競技(100m、ソフトボール投げ)でも頭角を現し、バスケとダブルでパラリンピックへの出場を目指す。
文・写真=有竹利恭
書名:ジェネシスオブエンターテイメント
風のHEROES~車いすダンスの軌跡~
編者:星湖舎編集部
定価:1,000円+税
発行所:株式会社星湖舎
発行日:2014年3月10日
[内容]
車いすダンスチーム・ジェネシスオブエンターテイメントの歴史と未来、メンバーへのインタビュー、メンバーによる座談会、車いすダンスとは?を画像付きで紹介
写真・文=有竹利恭
書名:「片翼チャンピオン」
著者:平山譲
定価:本体660円(税別)
発行所:株式会社講談社
発行日:2014年7月15日
[内容]
脳卒中(脳梗塞や脳出血などの脳血管障害)で倒れ、生死の境をさまよいながらも生還した男たちが、家族らに支えられながら障害者のスポーツに挑み、チャンピオンを目指すノンフィクション。
写真・文=有竹利恭
書名:「切断ヴィーナス」
著者:越智貴雄
定価:2,200円+税
発行所:図書出版白順社
発行日:2014年5月31日
[内容]
義足ユーザー・美女11人の写真集、臼井二美男氏及び越智貴雄氏へのインタビュー
写真・文=有竹利恭
書名:「車いすのダンサー」~神様がくれた生き返しのチャンス~
著者:奈佐誠司
定価:本体1,400円(税別)
発行所:株式会社PHP研究所
発行日:2013年12月18日
[内容]
バイク事故で車いす生活となった奈佐誠司は、退院後、昼はペット服、夜はホストクラブを経営するが、いづれも事業に失敗し、自己破産する。
その後、福祉活動をしたいと考え、「あいのカエル」という団体を立ち上げたものの、活動内容に困っていたとき、阪神・淡路大震災が発生し、現地で飼い主と離れ離れになっている動物を見掛け、めどが立つまでの40日間、避難所で動物救助活動を行う。
その後、車いすダンスと出会い、東京のスクールに通う。そして、プロダンサーと出会う。
一方、「あいのカエル」の活動は、ある人物にお金を持ち逃げされ、活動休止に追い込まれる。
この本は、ダンサーを目指す姿を描いたノンフィクションです。
(写真・文=有竹利恭)
書名:「浦田理恵 見えないチカラとキセキ」
著者:竹内由美
定価:本体1,300円
※税が別に加算されます。
発行所:株式会社学研教育出版
発行日:2013年10月19日
[内容]
浦田理恵は、障害者の仕事とスポーツの両立をサポートする、障がい者スポーツ選手雇用センター・「シーズアスリート」に所属して、午前中は、ヘルスキーパー(企業内理療師)として働き、午後からはトレーニングをしている。
高校卒業後、福岡教員養成所(専門学校)に進学したが、卒業3ヶ月前「網膜色素変性症」を発症し、教師になる夢をあきらめる。
その後、生活訓練学校を経て、国立福岡視力障がいセンター(しんきゅうの訓練学校)でマッサージを勉強し、3年後免許を取得する。免許取得後は、一般企業でヘルスキーパーとして勤務していたが、2009年より「シーズアスリート」に所属する。
2004年、視力障がいセンターのテレビで、アテネパラリンピック・ゴールボールを観戦し、衝撃を受け競技を始める。
2008年、北京パラリンピックに出場するが、8ヶ国中7位に終わる。
2012年、ロンドンパラリンピックで金メダルを獲得する。
本書は、たくさんの出会いが世界の頂点に導いた、ロンドンパラリンピックで金メダルをつかんだ奇跡のストーリーである。
(写真・文=有竹利恭)
書名:「トゥ・オン・ワン」
著者:鈴木和音
定価:本体1,200円+税
発行所:株式会社幻冬舎ルネッサンス
発行日:2013年5月30日
[内容]
去年の春、沖縄の高校を卒業し、神奈川県内の大学に進学した玉城あすかは、同じ大学で知り合った友達・美久に誘われて、電動車椅子サッカーチーム・「PSCユンタクサンナーズ」の練習を見学し、やがてボランティアスタッフとなる。
ある日、あすかは、美久の勧めで審判講習会を受講し、取得後チーム所属の審判になる。
その後、「ユンタクサンナーズ」の練習試合で審判の経験を積む。
「ユンタクサンナーズ」は、9月の関東大会で、決勝で「川崎シュガーローフ」に敗れ、惜しくも準優勝で終わり、秋の日本選手権では一回戦で「ツバサクラブ岐阜」に大敗する。
年末、あすかは美久にある決意を打ち明ける。
(文・写真=有竹利恭)
書名:「たちあがるチカラ」
著者:別所キミエ
定価:本体1,300円+税
発行所:株式会社ナナ・コーポレート・コミュニケーション
発行日:2013年3月21日
[内容]
1989年、「仙骨巨細胞腫」と診断された別所キミエ氏は、手術から半年後退院するも、数ヶ月後再発し、再入院する。
2回目の手術後車いす生活になる。
退院から1年後卓球を始める。
1996年広島で開かれた全国身体障害者スポーツ大会で優勝する。
1999年、台湾の台北市で開かれたフェスピック選手権大会で初の国際大会出場を果たす。
アテネ・北京・ロンドン3大会連続パラリンピックに出場。
(文・写真=有竹利恭)
書名:「義足ランナー~義肢装具士の奇跡の挑戦~」
著者:佐藤次郎
定価:本体1,600円(税別)
発行所:東京書籍株式会社
発行日:2013年2月4日
[内容]
1984年3月、臼井二美男氏は鉄道弘済会の職員(義肢装具士)となった。翌年、新婚旅行でハワイに出掛け、ホノルルの義肢製作所で最先端の義足を見せてもらう。同じころ大腿義足の若い女性がグラウンドで走っているビデオを見て、義足でも走ったりスポーツしたり出来るのではないか?と思い技術を高めようと決意する。
そして、数年後日本にも最新型の足部が届き、走れそうな人に声を掛けて走る練習を繰り返し、走れる仲間を増やしていく。そして定期的に練習会を開くようになり、「ヘルスエンジェルス」と命名された。
やがて、国内の競技大会に出場するようになり、パラリンピックに出場する選手を多数輩出する。「ヘルスエンジェルス」は口コミで広がり、いつも走ろうとする人で溢れている。臼井氏の使命を果たしていく日々は現在も続いている。
(文・写真=有竹利恭)
書名:「私を変えたオリンピック」
~メダルの色では語れない物語~
著者:佐藤岳
定価:本体1,300円+税
発行所:株式会社廣済堂出版
発行日:2013年2月28日
[内容]
野村真波選手などロンドンオリンピック&パラリンピックの代表7選手の物語。
野村真波選手は小学生時代は水泳を習っていたが、本心は看護師を目指していた。
高校のとき、衛生看護学科へ入学し、専門学校へも進学した。
だが、20歳のとき実習へ向かう途中交通事故に遭い、手術で右腕を切断する。
退院後、水泳を再開する。そして専門学校に復学し、卒業後神戸で看護師になる。
その後、北京・ロンドンと2大会連続競泳の日本代表選手として出場する。
書名:「とぶ!夢に向かって」
~ロンドンパラリンピック陸上日本代表・佐藤真海物語~
著者:佐藤真海
定価:本体1,300円 ※税が別に加算されます
発行所:株式会社学研教育出版
発行日:2012年12月9日
[内容]
佐藤真海選手は小学生時代、水泳をしながら陸上競技を始める。
だが、20歳のとき骨肉腫を発症し、右足下を切断する。手術して2ヶ月後、義足で歩行のリハビリを始める。退院後、水泳の練習中スポーツ義足の義肢装具士と出会う。
その後、アテネ、北京、ロンドンと3大会連続パラリンピックに出場する。
書名:「オスカー・ピストリウス自伝 義足こそが僕の足」
著者:オスカー・ピストリウス
ジャンニ・メルロ
訳者:池村千秋
定価:本体1,900円+税
発行所:株式会社白水社
発行日:2012年12月25日
[内容]
オスカー・ピストリウスは、生まれつき両足に障がいをもって生まれる。生後11ヶ月で両足切断の手術を受ける。手術から6ヶ月後義足を使い始める。15歳のとき母親が死去。高校時代ラグビーの試合中にケガを負い、陸上競技と出会う。
私は障害者アスリートではない。アスリートである。
書名:「リアル 12」
著者:井上 雄彦
定価:本体600円+税
発行所:株式会社集英社
発行日:2012年11月27日
[内容]
車椅子バスケットボールの漫画。
車椅子バスケットボールチーム「東京タイガース」に所属するリョウは、自分を変えるために、3日間のAキャンプに参加する。Aキャンプには他にも自分を変えたいプレーヤーたちが集まっていた。
書名:「カーボン・アスリート~美しい義足に描く夢~」
著者:山中俊治
定価:本体1,600円+税
発行所:株式会社白水社
発行日:2012年7月30日
内容:義足アスリートたちがより美しく躍動するために、日本を代表するプロダクトデザイナーが、学生たちとともに競技用義足のデザイン開発に挑んだ3年間の軌跡。
―帯より―
書名:「今を受け入れ、今を越える。」
~車いすマラソン世界記録保持者の「前に進む言葉」~
著者:土田和歌子
定価:本体1,200円+税
発行所:株式会社徳間書店
発行日:2012年8月17日
内容:母であり、妻であり、会社員であり、車いす陸上選手として世界と戦う。熱血アスリートが初めて書いた、最高に前向きな心の作り方!
―帯より―
書名:「ようこそ、障害者スポーツへ」
~パラリンピックを目指すアスリートたち~
著者:伊藤数子
定価:本体1,300円+税
発行所:株式会社廣済堂出版
発行日:2012年9月15日
内容:障害者スポーツ新時代を担う6名の選手の紹介、障害者スポーツの世界、障害者スポーツのこれからの三部立てで送る渾身の奮闘記です。